炎上させる人、炎上してしまう人

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善玉(ベビーフェイス)と悪玉(ヒール)

善玉とか悪玉とかコレステロールの話ではありません。
ベビーフェイスとヒールは元はアメリカプロレスで、ヒーローと悪役の役割を言うスラングが元で、それが日本で使われるようになったそうです。
プロレスは、だれでもわかるような筋書きを組み立てる必要があります。
一般的な観客が感情移入しやすいようにストーリーづくりが巧みになっています。
悪役レスラーが好き放題に反則技を繰り広げて、ベビーフェイスを痛めつけます。ベビーフェイス役のレスラーが耐えられる限界(にみえるぐらい)まで耐え抜き、反撃して勝利するというストーリーが一般的です。
日本では忠臣蔵のようなお話が盛り上がるので、勧善懲悪というか、悪にされた側が最後にやっつけられる話を面白いと感じるのは洋の東西を問わずということでしょう。

わかりやすいヒールがいることの経済効果

芸能界でもヒールのポジションの立場の人もいます。なにかコメントをしたりブログをアップすると妙に批判的な反応をされる人がいます。
番組を面白くするのは共同作業ですので、人と違った見方やわがままな意見を言って視聴者の反感を買うというのも視聴率を稼ぐ手法のひとつです。
贅沢な日常をTVで放映しながら、世の中をなめたコメントをするポジションの人って定期的にでてきますよね。有名芸能人の二世とかああいう人たちです。
彼らはポジションを理解して、反発を受けることを理解しながら行っている場合も多いのです。

半分ヤラセのようなものですが、嫌われ者のポジションは、芸能という世界の中ではどうしても必要です。映画等の中で、わざと物事を混乱させる登場人物がいますが、全員が正しいことだけをしてしますとお話が進みません。受けの良いポジションができると我先にと亜流ができてしまうのもこういう事情です。

意図的でなく炎上してしまう人も

意図的かどうかは別にして、ヒールの役割が振られることがあります。不倫や失言が問題となり、炎上してしまう人です。
2018年のM1の暴言騒動などが典型的な例だと思いますが、ますはこういうことがあったとニュースで拡散され、当事者のコメントなどが広がります。その後、当事者ではないコメンテーターの立場の人間がコメントし始めます。
その後、本質的な部分ではない話に尾ひれがつき、なぜあのようなことが起きたのかが、本当か嘘かわからない誰かのコメントがニュースとなり、大量に消費されていきます。
ネタを投じられるとそれに飛びつき、またたくまに拡散していく。
立場が弱いほど叩きやすく、最終的には悪ふざけではないかと思えるほど繰返し使いまくることで、利益を得る人がいます。
なんでもいいからニュースにして、紙面なりネットニュースなりが埋まれば誰かの収入になるということです。
結果的にヒールを袋だたきにしている時は、ほぼその話題一色になってしまい、他に話題がないのかと思いますが、お手軽に商売が続く限りは掘り下げられ続けます。そのかわり、興味がなくなると一斉に手を引いてしまうのが特徴です。

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