大学の講義は90分が標準
大学の講義は高校とちがい、週に一回の講義を1コマという呼び方をして、90分であることが多いです。演習や実験の科目などは2コマ連続で行う場合もあります。前期と後期の2期制がほとんどで、15回の講義を行います。
昔は、試験期間があり、期末試験の時間をとっていました。講義も休講が多くて、15回中に半分ぐらいしか開講されなかったという講義も経験された方もいらっしゃるでしょう。現在では、休講した場合は必ず補講をしなければならず、15回分の講義を完了しなければなりません。また、試験もできれば講義の開講期間中(つまり15回の中)で実施することが多いようです。
集中し続けるのは大変です。
90分の講義は正直長いです。ただ単に聞いているだけでは睡魔に襲われますし、集中力が完全にきれてしまい。スマホばかりみている学生も多いです。講義を行う側からみるとスマホをいじっているのはわかってしまうので、厳しい先生の時には控えるべきでしょう。先生によっては講義中のスマホの閲覧を厳格に禁止する人もいます。私の場合は、LINEがきたかの確認や時計代わりにしているケースがあるので、チラッと見るくらいは黙認しています。態度としてはよくないので、控えめに。
演習(計算や作品の造形など自分で能動的に作業する必要がある科目)や実験(理系の学科に多いが、座学だけではなく、実際に実地体験をして身につける科目)は、90分が1単位であったりそれぞれです。
Fラン学生または予備軍に説明しておくと、「座学」とは教室で座って教員の話を聞く講義形式の授業のことを言います。
眠くなるのはわかりますが、あからさまに机に突っ伏して寝られるのは講義をしているこちらもいい気分はしません。おもしろくないのはわかりますが、コミュニケーションをまったく拒否されるような態度をとられればやる気もなくなります。
合格点をもらえれば単位がもらえる
講義の基本の単位は90分15回で2単位です。演習系や実験系では、90分で1単位の場合があり、90分×2回を15週で2単位などの場合もあります。
入学した大学で多少変わるので注意してください。
期末試験やレポート、講義中の課題を提出することで、成績がつけられます。
成績によって秀(A)、優(A)、良(B)、可(C)、不可(D)となっているのが普通です。その他、講義を受講中にあきらめて講義放棄をした場合などは放棄(F)としている大学もあります。DとFは単位がもらえないと考えれば良いでしょう。
追試もあるので、試験はあきらめずに受けよう
科目によりますが、期末試験でダメだった場合は、追試や再試験のワンチャンがあったりします。Fラン大学では、期末試験と同じ問題をだしたりします。
それでも解けない学生がいたり、何とか追試を受けさせてくれと頼みにきたにも関わらず、当日欠席したりする学生もいます。ま、もちろん不可です。