無知力、無気力、無出席Fラン大学生

Pocket

Fラン大学生の一部には、ゾンビのような無気力な目をした学生がいます。
最近の大学は学生を講義に出席させるために様々な対応をしています。私が手伝っている大学では、欠席が多い学生には直接連絡をして「なぜ欠席が多いのか」「出席率があがるように改善できるのか」を担任の教員が確認しなければなりません。担任教員といってもランダムに振り分けられているので、問題学生にあたった場合には大変です。

勉強ができない→授業にでていても何もわからない→授業に出席しない

大抵こういうパターンなのですが、Fラン大学の場合は授業には出ているとご褒美として出席点というよくわからない点数をもらえることがあります。
普通に試験を行うとまったくできない学生が数多くでてきます。ほとんど不可にしてしまえばいいのですが、大学の運営やその他もろもろの事情により考慮しなければなりません。
教員側がこういった対応をして苦慮しているにも関わらず、授業にでてこずに単位を落とす。つまり授業が不可になる学生が後をたちません。
無気力であり無知力なのですが、それでもなんとかなると考えている風であり、とても不思議に思います。
物事を深く考えられないのか、誰かがいつかどうにかしてくれると思っているのか本質的な部分を解決せずに怠惰に毎日を過ごします。

DランとかCラン大学ならいいが…

高校までに少しでも勉強を真面目にしてきた人たちはまだいいのですが、Fランク大学になんとなく入学してきて何も目標を持てずに過ぎしている学生はかわいそうです。基本的に能力がj低いか努力が絶望的にできない人たちです。
何か自分に興味が持てる分野が見つかればいいのですが、そう簡単にはいきません。
基本的に大卒(学士)の学位に大学による違いはありません。どこの大学であろうと同じです。就職活動などでささやかれている学歴フィルターはある程度は存在しているものの、特に最近ではあまり関係が無くなってきたように思います。
有名大学卒でも在学中になにもせず怠惰に過ごしてきた学生よりも偏差値が低い地方大学でいろいろなことにチャレンジした学生の方が人間としての厚みがますのではないでしょうか。

追い抜くのは可能だが、努力は必要

偏差値の高い大学、有名大学に入学するには、18~20歳ぐらいまでの個人の努力のほかに親の財力なども影響します。さらに、犯罪に巻き込まれないとか、つい興味から不良グループに入るなども関係します。どうしても人間は一見楽しそうなことに引き寄せられてしまうので、真面目に勉強できるということは非常に重要です。次になにか勉強ではない問題が生じた場合でも過去の体験から対処できる可能性が高まるということです。特に努力が結果に結びついた記憶があればなおさらです。
そういう人たちと大学入学の時点でかなりの差がついているのがFラン大学生たちなのですが、大学に入ってからでも社会にでてからでも十分に追いつき追い越すことが可能です。
早く自分の足りない点に気づき、足りないところを補うか、人より優れているところを伸ばすことで飛躍できる可能性があります。無気力な目をして授業を受け続けず、たくさんの有意義な経験をして欲しいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする