Fラン大学生に残念な話をしよう。一生勉強だ。

Pocket

勉強が嫌いで、でも大学に入学して結局なにも学ばないFラン大学生諸君(Fランの学生にかぎらないが)、結局何者かになるには勉強しなければ始まりませんよ。
いつまでも何も努力をしないくせに自分が成功者になることばかり夢見ている訳の分からない人たちは早急に考え方を改めるべきです。

「学ぶ」ことはとても大事です。数学や英語を勉強するということは未知のことを自分の中に取り入れるということです。大学など必要が無い、大学など意味が無いという輩が定期的に現れますが、彼らにだまされてはいけません。
彼らは自覚的か無自覚的かはともかくとして、「彼らの利益になるから一連の発言をしている」のです。

大学が意味は無いと言えば耳目をひきつけます。他人と違うことを言ってそれが一見筋が通っていそうであれば何割かの人間は信じてしまいます。
信じるだけならいいのですが、どっぷりハマって抜け出せなくなる人間がいます。彼らに騙されないようにするためにも学びを身に着けることは重要なのです。一時的に妄信し、教祖のように崇め奉るようになるのは仕方がないことです。成功者のきらびやかな生活にはだれしも憧れます。
成功者の優雅な生活(実際は分かりませんが、SNSではそう見える)を自分でもできると信じ込み、誰でもできると信じ込まされ、成功しないのは自分の努力不足だと言われ続けます。
Fラン大学に入学している時点で、なんらかの努力不足なのですがお金や成功を前にして初めて自分の努力不足と言うのを自覚するようです。

就職してからだって勉強、むしろそれが重要

大学の講義に出席し、なんとなく4年生になり就職活動も現在ではかなりの売り手市場のため、エントリーシートを出し続ければよほどのことが無い限り内定はもらえると思います。Fラン大学の文系であれば卒業論文も無い場合があり、4年生の一年間をほぼフリーターのような生活をする学生が多くいます。
Fラン学生の中には、就職したらもう勉強をしなくてもよいと考えている学生がたくさんいて、社会にでてから自分の知らないことを調べたり、覚えたりするということが想像できていません。たしかに英単語を覚えたり、公式を使って数学の問題を解いたりするということは仕事の中に含まれることはほとんどの人がないと言ってもいいでしょう。
しかし、学校で学んだ勉強の方法というのは社会にでても通用することが多いのです。基本問題を学ぶ、そして基本と少し違う問題に同じように解法が可能か試してみる。というように自分が置かれている状況を解決するのに、勉強をしてきた方法論が適用できる場合が多いのです。さらに知識を増やすためには、本を読み、仕事の仕方、道具の使い方学ばなければなりません。
高学歴で自分の実力を発揮できず、周囲の期待に応えられない人は、実社会と勉強を全く違うものと認識してしまうからではないでしょうか。
学びを続け、仕事に生かすこと。これこそが勉強なのです。

それを理解できるかできないか、意識しているかしていないかに関わらず、社会に通用する能力が開花した人間が社会的に成功する可能性が高くなると思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする