Fラン大学の定義
「Fラン大学」「Fランク大学」という呼び方を聞いたことがあるでしょうか?大手予備校がその大学の合格者の半分(50%)を占める学生の偏差値を公表しており、現在では、BF(ボーダーフリー)とされている大学のことです。
ある偏差値の50%の受験生が受かるレベルとしているので、不合格者が少ない、またはすべての学生を入学させてしまうような大学では、偏差値による区分けができないということで「BFランク(ボーダーフリー)」としています。つまり大手予備校の模試でこのくらいの成績の学生は、この大学でに50%の可能性で入学できますよ、といった目安です。だから一概にバカ大学というわけではありません!学生の多くは他の大学の学生と同様にそこそこ真面目で勉強にも取り組みます。
Fランは競争率が低いというだけ
大学に入学するのだから、自分の名前ぐらいは書くことができます。
「教育困難校」という言葉がありますが、これはあまりに低レベルな学生が集まることにより、まともな教育が行えない学校を呼ぶようです。授業中に大騒ぎをして妨害をしたり、好き勝手なことをしたりなどをする学生が大半を占めるようです。高校では、ともすればそういう状態も有り得るのでしょうが、大学ではそこまで荒廃するケースはむしろ少ないのではないでしょうか。あまりひどい学生は退出してもらえばよいのですから。
大学の場合は教育困難「校」というよりも教育指導困難者が数%紛れ込んできているという感じです。
びっくり人間レベルに遭遇する確率が高い
ほぼ競争無しに入学ができるのは間違いが無いので、トンデモ学生が混じってきます。今までほとんど勉強をしてこなかったのではないかと思われる学生がいます。比喩表現ではなく、本当に勉強をしてきていなさそうです。講義中もスマホをいじるかぼーっとしている。それで何かが得られると思っているでしょうか?スマホ中毒はどこの大学でもあると思いますが、集中力もなく、モラルも残念ながら低いFラン学生は、夢中になってしまいます。
入学が簡単だからといって、すべての学生がどうにもならないわけではありません。日本人の特性だと思うのですが、基本的には真面目です。単純に勉強ができないのだと思います。
学生は意外にマジメ?
日本のFラン大学なので、学生の多くは当然ですが日本人です。日本人は基本的に真面目で、ある程度は指示にも従うし、Fラン学生といってもほとんどは問題ありません。ただ、一部の学生は問題が多く、ある先生いわく「大学に来てはいけない人間が入学している。」です。
また、近年外国人が日本でお金を稼ごうとして形だけ入学してきて、学校に出席せず、アルバイトばかりしているということが一部語学学校で問題になったことがありましたが、大学でも同様な状況になってきているようです。
ただし、これもケースバイケースで、アジア系の外国人でも保護者が富裕層で日本人とあまり変わらない生活ができる留学生も結構います。