入社したら一日の仕事の流れをつかむ
大学や高校を卒業して会社に入社したり、違う職場に転職する人がたくさんいると思います。会社にはそれぞれ就業規則や独自のルールがあり、しばらくの間は、覚えることがたくさんあります。朝の掃除をする必要があるのか、昼食はどこで食べればいいのかなどです。
慣れるまではどれだけ実力があっても簡単には発揮できません。その会社の流儀を覚えてからの方がよいです。
私の職場は工場にあるため、家から持参しない人たちは、お弁当をとります。
お弁当は2~3種類ぐらいあり、注文しなければなりません。注文の方法は事務の担当者に伝えたり、自分で〇をつけたりするパターンもあるでしょう。
お弁当を食べる場所が決まっている場合は、大抵座る席も決まっているもので、自分が座る席が誰かがいつも座っている席でない場所を選んだ方が良いでしょう。
他の社員の顔と名前を覚える
まずは直属の上司か自分の教育係の人の顔と名前は、よほど覚えが悪くても2~3日で覚えることはできるでしょう。大抵は一通り紹介してもらい、「よろしくおねがいします。〇〇です。」と言われますが、言われた先から忘れます。
多少緊張しているのが当たり前なので、しょうがありません。
私の場合、人の顔と名前を覚えるのが苦手で親しげに話しているものの、この人なんて名前だったかなあ…と一生懸命思いだしているなんてこともよくあります。相手からすれば、自己紹介したのでもう理解しているものと思うし、新しく入った人は少ないので覚えやすいのです。
自分の席を教えてもらったら席次表があるか確認しましょう。机のレイアウトにそこに座っている人の名前が書いてある表です。
席がフリーアドレスの場合は要注意
最近は、フリーアドレスと言って、誰でも自由にどの席でも座れるルールを設けている会社もあります。とはいえ、大抵どこの会社でも数週間後には誰がどこに座るのか決まってしまいます。
色んな部署の社員を交流させようという意図から進められているフリーアドレスですが、しばらくたつと皆定位置に座ってしまうので、3日以上同じ席に座らせないといったルールを作ったり、オフィスの中で机を3グループに分け、週ごとに振り分けることをしている会社もあるようです。
それってフリーアドレスか?という疑問はさておき、私の会社も働き方改革には熱心なので、一部の部署でフリーアドレスは導入済みです。
一通り上に書いてあるような上手くいかない状況から、結局部長以上の人間は定位置とし、それ以下の役職はフリーアドレスで、ある期間ごとに強制的に席の配置を変更するという方法をにしたそうです。
最初は聞いてもOK
同僚の人の名前をすぐに覚えることは不可能なので、分からないときは思い切ってしまいましょう。新入社員のうちは電話番も仕事の内なのが、暗黙の了解だったりしますが、取次を頼まれても誰が誰やらわからず戸惑います。さらに最近の若い人はスマホであまり電話の会話をしていないので、それに慣れる必要もあります。
相手先の会社名も要注意です。よく聞き取れない社名もあるので、落ち着いて聞き取りましょう。この場合も最初の内はわからない場合は周りの人に対応をお願いしましょう。
電話をとった時点で応対者が会社の窓口となります。
その会社にとって重要な取引先だったりする場合もあるので無難にこなすようにしたいものです。どこかで失敗はするので、あまりきにしないようにしたいものです。
退社の時はまわりに一声かけて
就業時間が終わり、退社するときはまわりに一声かけてから帰りましょう。
始めのうちは残業もそれほどないはずです。
いきなり残業の場合はブラック企業臭が漂ってきます。要注意。
しばらく働くうちに、他の人は残業を何時までしているのか、それとなく尋ねてみると、仕事に慣れたころにどの程度残業しなければいけないか、おおよそ判断できるようになります。
職場にやさしそうな人がいると思います。色々わからないことがあれば、聞くことができる人を早めに見つけることも心がけましょう。