冬のボーナス時期!・・底辺社員は不安です

Pocket

日経平均は壊れたように上昇し、いつまでこの状況が続くのか、うまく波にのれて大儲けしている人もでているのだろうなと思います。しかし、世間は景気のいい話などほとんどなく、不況の波をヒシヒシと感じています。運輸や観光業界は壊滅状態であることは間違いなく、政府主導のGotoイベントなどでわずかに盛り返している店舗はあるでしょうが、業界全体としては低調でしょう。
ウチの工場は非常事態宣言が発令されたころには全体的に受注量が減りましたが、社員をまったくなくなることもなく、今では定時で終われるぐらいまでは受注量が戻ってきました。
毎回夏冬のボーナスのひと月前あたりから、正社員の間では今年はボーナスがどのくらいでるのか?というのが話題になります。

ここ数年、経営陣が鳴り物入りで導入した自動加工装置が思ったほどの効果をあげず、置物になっている時間が多くなっています。
従業員が望んだわけではなく、意識高い系の経営陣の意向により導入した高価な機械が工場でうまく運用しないのは、工場の管理者のせいになっており、会社全体で責任を取らされている状況です。
数か月前の好調な時でさえボーナスが一月あるかないかだったので、今後の景気の動向により冬のボーナスがどれだけすくなくされるか戦々恐々と底辺社員はしています。

皆で疑心暗鬼になっているのが経営陣に伝わったのでしょうか。どうやらボーナスは出すからあまり変な話を仲間内でするなと通達がでました。ウチの会社はホールディングスを親会社の一部事業の子会社で親会社は上場していて、上場時から株主優先というか株式を多く所有している経営陣の資産を多くするために常に「株主優先」という言葉が先にきます。
社員からするとどうでもいいことで、やる気がなくなることこの上ないです。社内ニートで生きていけるのであれば、それを選択するのもしょうがないのかなと自分を納得させています。

正社員は一安心というところです。どれだけでるかは不安要素ですが、この時期わずかでももらえるのであれば不満を言うのもはばかれます。
月給はなかなか上がらず、役職者になれないので手当もほとんどつかないままです。他の社員の人とも給料が安いという話題になることも多いので、本当であればボーナスが少しでも多くもらえるとうれしいと感じます。

このまま不況に突入してしまうと年収も下がる未来しか見えません。正社員である利点は、社内ニートでも給料がでることですが、できれば他の人にも頑張ってもらって、ボーナスがたくさんもらえるようになりたいものです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする