副業は夢を見ずに堅実なものを

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定時社員や期間社員は契約社員という非正規雇用

工場で働いている人は特殊技能を持っていることがあります。フォークリフトの運転とか溶接とか資格が必要な技能もいくつかあります。資格があれば他の工場でも働くことは可能ですので、こっそりアルバイトに行っているの人も多いです。
私の会社では工場で働いている人の一部を正規雇用の正社員、それ以外を非正規雇用の契約社員としています。
会社内の呼び方は「定時社員」という呼び方ですが、要は何時間働いたかの時給で計算されて給料をもらえる仕組みの社員です。工場の場合は特殊技能が必要なので時給は比較的高給で、フルタイムで働いた場合は正規社員の残業無しよりは給料が多くもらえたりします。
自動車や電化製品の組み立て工などを非正規で雇用するいわゆる期間社員なども同じ仕組みです。
この期間社員は「期間工」などと呼ばれ、年齢関係なく高時給のため、Fラン学生が卒業後に就職した後あまりの薄給に落胆した後、「こっちの方が給料もらえるもんね~」と何も考えずに選ぶ進路です。

不況と好景気は繰り返す

若い人は自分の周りしか見れませんし、今の状況が永遠に続くものと思いがちです。ここ10年から15年程の間に日経平均が大きく動き、現在は非常に好景気であることから、この状況が終わらないにではと錯覚します。

もちろん若い人だけではありません。私もリーマンショックの直前まではもしかしたらバブルの頃と同じような景気になるのではないかと思いました。ところが急に暗転して、世界的な不況に日本が巻き込まれていきました。バブル崩壊から中々立ち直れない日本経済は、当時諸外国よりもダメージは少ないはずなのに、乱高下する株価とともに不況状態となってしまいました。

歴史は繰り返すのです。景気の波は必ずどこかで上下します。現在は上昇か踊場で停滞とは判断されていませんが、答えがわかるのはもう少し後にならないとわかりません。
2019年3月現在、イギリスのEU離脱や中国の景気減速、日本の消費税増税と景気が下り坂になってもおかしくないイベントが待ち構えています。

安易なお金儲けの勧誘は気を付けて

副業をするときに気を付けたいのは、マルチ商法などの勧誘です。安易な金儲けに騙されないようにしたいものです。
私の年下上司氏もどうやら副業を考えているらしく、最近は居眠りの頻度が異常です。以前は昼食後の午後に居眠りをするのが日常でしたが、最近では10時ぐらいにはもう夢の中です。なにをやっているのかわかりませんが、もう少し仕事をしてもらいたいと思っていました。

ある日、年下上司氏がパンフレットを渡してきて、これはとても良い仕組みだが〇〇さん(私)もどうですか、とマルチ商法の勧誘を始めました。

もちろん仕事中です。

福利厚生の共済のような形式で月々一口4000円ほどで旅行や医療、介護などが割引になるというマルチ商法でした。

上司や会社の同僚だと断りづらいかもしれませんが、お付き合いで話を聞こうと言おうものなら、マルチ特有の勧誘作戦に取り込まれる可能性があるので、絶対に興味が無いと言いましょう。
私は「まったく興味がありません。」と言いました。
「でもすごく得するよ。こういう時なんか~」
とさらに勧誘を続けようとしたので、
「興味がないのでやめてください!」と告げました。
年下上司氏はいつものように顔真っ赤で不満そうですが、今回はこちらも正直怒っています。

借金を申し込まれた時もそうでしたが、こういうことに勧誘される自体が、要は相手は私を丸め込みやすいと思われている証拠です。要はなめられているのです。

時給計算できる副業が一番確実ではある

大変ですが、時給でお金がもらえるコンビニのバイトの方がはるかに安定した報酬の計算ができます。私は大学の就職関係の補助として、パートタイムで事務仕事を週に数回行う仕事を見つけました。
学生の就職活動は7月ぐらいまでが一番忙しく、それ以降は仕事も減るので、それまでに違うバイトも見つけようと思っています。

自分の資格や経験、技能を利用した副業がみつかればいいのですが、無い場合はコンビニバイトなどがいいかもしれません。オフィス街近くのコンビニなどは、夜はお客さんも少なく楽そうです。コンビニの24時間営業をしなくなる可能性はありますが、保安や商品の検品を考えると夜の方が都合がいいこともあります。自分の住んでいるところの近くに夜は人気がなくなるなどの穴場な店舗があるかどうかの目線でみてみるのはいかがでしょうか。

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