ごまかす前に素直に謝れ

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仕事でミスをしてしまった場合、上司や客先に対して謝罪しなければなりません。ささいなミスだと自分で考えていても実際はもっと大事につながることもあります。すぐに謝罪して事態の収拾に努めれば、さほど問題にならない場合でも放置することによって取り返すがつかない状態になります。

私のグループの直属の上司である年下上司氏は、よく収集がつかない状態になり右往左往しながら仕事を私に押し付けてきます。同じグループ内なので、当然仕事の内容や締め切りは共有されるべきことなのですが、スケジュール管理がほぼできないので、メールの確認ミスやいつまでに仕事を終わらせるべきかのタスクの確認などまったくしません。
良くて締め切りが近づいてきた直前にこちらにこれこれの書類を作成して欲しいと指示がきます。大抵締め切り前までに終わるような内容では無く、残業や休日出勤をしなければ間に合わないようなレベルの事が多くあります。
こういう時にホワイト企業のウチの会社は残業は全部残業代としてもらえることができます。ただし、我々の部署は社内で仕事をしない部署として有名で、残業代を申請しようものならあらゆる部署から無言の非難の視線が集まってきます。

我々の部署は海外での新規事業開発が中心ですが、最近では海外への渡航もできずに新しく事業も進めることができないため、本当に孤立した状態になっています。その中でたまたまこちらに回ってきた案件でさえ、締め切り間際になってから年下上司氏が気づくレベルです。
ただでさえほとんど遊びのような海外出張をしていて会社の業績にまったく寄与していないのが社内にも知れ渡ってきていて、今後の存続さえ危ぶまれているというウワサが聞こえてきます。

同じようなミスを繰り替えしている年下上司氏は、あらゆる言い訳をする人として有名です。今回はウソでごまかすことにしたようです。指示したメールはきていないと。どうやら自分のPC、スマホから該当のメールを削除し、メールが着信していないと偽装工作をしたようです。メールが来ていないのだから、確認ができなかった。つまり私のせいではないと言い始めました。
自信満々に仕事の依頼メールは私のPCに着信していないので、この締め切りはまもれなかったのだと大声で上司に向かって主張しています。
「まず仕事を終わらせろよ…。」黙々と仕事を終わらせるために仕事をし続ける我々の近くで自分が悪くないのだとがなりたてる年下上司氏に周りの雰囲気が最悪になりつつあります。業務の終了時刻まで後1時間ちょっと。

なんとか仕事を終わらせた後、改めて年下上司氏のPCにメールが無いか私と部長とで確認することになりました。メールを削除しているので当然着信フォルダにはありません。ところが年下上司氏は高卒でPCについてもそれほど詳しくないので、メールにもゴミ箱があるのを知りません。メールを削除しても完全に削除されず、一時的にゴミ箱に移動になるだけで復活が可能なのです。
メールのゴミ箱には当然ありました。クライアントからの仕事の依頼のメールが締め切り期日も当然本日付で。
部長と目を合わせてお互いため息をつきました。こんな幼稚な偽装工作で自分の責任を逃れられると思ったようです。
「部長、後はお任せします。ただし、これを繰り返されると困ります。」
「わかったよ。苦労かけるね。」

部長は年下上司氏と話があると会議室に消えていきました。
私は定時を過ぎていたので、帰宅することにしました。

「お前のせいだ!」と言われると「違う。自分が悪いのではなく~だからこうなりました。」という言い訳を繰り返す人間がいます。
叱られるのは気分が悪いものです。だれだっていやですし、謝罪しなければと思いますがどうすればいいのかわからない人もいます。
謝るのがいやだからといってウソをつくのは最低です。社内ニートが生きていくのに会社のお荷物になったらさすがにまずいので、穏便にすんで欲しいところです。

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