休学中の書類発行について

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授業料や就職関係で休学する場合もある

入学して一年ほどたつと、休学や退学をする学生が増えてきます。
Fラン大学の場合は身の程知らずも結構な数が紛れ込んでいるので、一年経つと自分の学力が途方もないほど無いことに気づきます。

まれにまったく気づかない学生もいて、それはそれで幸せなのかなと思ったりしますが…。休退学を希望する彼らの多くは、1~2年生に集中します。3年生以上の場合は、理由が納得できるというか、例えば数単位足りずに留年してしまい、半年(9月卒業)で卒業できるのだけど、就職などの関係で一年間学生でいた方が都合がよい場合などです。

休学中も大学の事務局は書類を発行してくれる?

ちなみに休学中でも学生証をみせることで、学割(学生割引)を受けることも可能です。身分は当然大学生です。
長距離の鉄道などが割引になる「学校学生生徒旅客運賃割引証(学割証)」の場合は、大学事務で発行してもらう必要があるので注意してください。

この場合の割引は、使用目的が限定されています。
主に帰省などに使用ができますが、観光などの個人旅行は厳密には不可となっています。現在は自動発行などが多くなっているので、目的の詳細を調べたりしませんが、注意が必要です。

就職関係の書類は発行してもらえる

休学中に就職活動などで、「在学証明書」が必要になった場合は要注意です。
休学中は学校に所属している(籍がある)が、通学している状態ではないため、「在籍証明書」であることが多いようです。その他、大学によって書類の名称が違うので注意してください。
在学か在籍でチェックされることは無いと思いますが、もちろん現在休学中であることは相手企業の人事担当者には伝えておく必要があるでしょう。
加えて、今回の休学の理由がきちんとしているのであれば、面接の時にそれほど不利に働くことはないでしょう。単位がなぜあまりとれなかったについても何か答えられるエピソードを考えておくべきです。あまりバレバレの嘘はつかない方がいいです。

一年間留学するときなども「在籍証明書」で相手の大学や機関に送付することが多いようです。珍しい例だと、海外の企業に一年間インターンシップに行きたいので休学する学生がいました。Fラン大学でも、前向きな学生がいるとうれしくなります。

「卒業見込み証明書」は、就職活動をするときに必要な書類です。在学証明書は必要ないが、こちらの証明書の提出を求められる場合が多いです。
卒業見込み証明書は、ある一定の単位数を取得してあれば発行可能な場合が多いです。とくに4年生になれる卒業論文の着手許可単位まであれば、卒業見込みがあると判断されることが多いようです。原則は最終卒業年次学生いわゆる4年生になれた段階で、大丈夫であろうという見込みの証明書です。

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