フレックスタイムのメリットとデメリット

Pocket

わが社はフレックスタイム制度導入、残業はすべてつけられる、有給休暇も気にせずとれる(たまには例外がありますが)と素晴らしいホワイト企業です。
唯一と言っていいほどの欠点が給料が安いことですが。
フレックスタイム制度は一日の労働時間の始めと終わりを社員自身で決めることができる制度でかなり自主性が求められます。

フレックスタイム制度のメリット

・勤務時間が自由なので通勤渋滞などを避けることができる。
・必要な時には一日の労働時間を長くし、余裕ができたら短くできる。
・個人の裁量にまかせられるので、優秀な人ほど定着しやすい。

フレックスタイム制度のデメリット

・安全や人員管理により、適用できない職種、部署がある。
・計画性をもって労働しないと仕事の出来高にかなり偏りが発生する。


フレックスタイム制のメリットとデメリットは上記があげられます。一般的なフレックス制度のメリットはわが社の場合の現状を述べていきます。

1)勤務時間が自由なので通勤渋滞などを避けることができる。
コアタイム(必ず出勤していなければならない時間)が9時から12時までのため、通勤ラッシュや朝の交通渋滞を完全にさけることはできません。わが社ではあまり意味が無く、少し残念です。

2)必要な時には一日の労働時間を長くし、余裕ができたら短くできる。
一月の総時間内で、繁忙期は少し長めに働き、ヒマな時には早く退社できるというのはとても便利です。一月以上繁忙期が続いてしまう場合は過重労働になりかねませんので、部署間で調整が必要な場合もあります。

3)個人の裁量にまかせられるので、優秀な人ほど定着しやすい。
あまり関係ないように思います。仕事のオンオフは勤務時間内で調整している人が多いので、イメージ程は自由に働けないのが現状です。

最近では給料が安いなら他で稼いでこいっ!ということで副業が解禁になりました。中小企業のわりには融通がきくというか、実際には親会社の社長の意向が強いのですが、妙に会社としての健全化に見える改革を進めたがります。
わが社は工場を有する製造業でいわゆる下請け企業にあたります。受注先の会社はお得意様はいますが、常に一定ではありません。営業の担当者との結びつきが結構強い業界でお得意様はありますが、常に一定の受注ができるわけではありません。

フレックスタイム制度は適用できる業務が限られてしまいます。工場作業員はいつでも好きな時に勤務を許すと安全や製品の出来高が守れらないので、仕組み上は存在しますが、定時作業を維持しています。
事務系の社員はフレックスタイム制の恩恵を受ける人が多く、特に子持ちの社員などはとてもよい制度だと好評です。病院や習い事など予定がある時には少し早く退社できるので我々もその点は気が楽です。いままでは、早退届を提出して上司に了解を得てからとなりますので、手間がかかります。

結局以前の定時で通常働いていて、通院や何か用事がある時のみ早退してフレックスタイム制をあまり有効活用できてるとはいいがたいのがわが社の現状です。もう少し、上席の人間がどうやって働いてもらうかを提示しないければ運用は効果が少ないかもしれません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする