例えばJALやANAに搭乗した場合、それぞれの会社のマイレージに登録していると搭乗分だけマイルが加算されます。
移動距離と金額でマイルは設定されていて、海外に旅行に行くと大量のマイルが稼ぐことができます。国内の場合は、マイレージプログラムで優遇される場合と近距離のためにあまりマイルがつかない場合と様々です。
1)JALはeJALポイント、ANAはANA SKYコインに交換
マイルには有効期限があり、JAL、ANAともに獲得日から3年間となっています。
また、マイレージプログラムには、JALはeJALポイント、ANAはANA SKYコインといった航空券の支払いや海外ツアー、国内ツアーでの購入に使用できる制度もあり、マイルの有効期限がきてしまう時には一時的にこれらにマイルを交換しておくという方法もあります。ただし、eJALポイントもANA SKYコインも原則的には、交換時から1年間が期限と決められています。マイルは他社のポイント(楽天ポイント)に変えるなどある程度使い道があるのですが、飛行機を使用しない旅がメインの人は使用機会がかぎられてしまうかもしれません。
2)他社ポイント(楽天ポイント等)に交換
飛行機に搭乗しなければ、マイルの最大価値は発揮できません。どこのポイントサイト経由であってもおおよそ1円=1ポイントの場合、1ポイント=0.5マイル程度になるのが現状です。
春先には、マイルの交換比率を上げるキャンペーンは開催されていて、セブンイレブンやイトーヨーカドーの支払いでnanacoを使用すると貯まるnanacoポイントなども2021年3月現在で通常よりもたくさんのマイルに交換できます。
せっかく貯めたマイルを期限切れで失うのはもったいないので、とりあえず先延ばしにするのも方法の一つです。
JALかANAかで多少変わりますが、楽天ポイントやWAONなど選択肢はあるので、普段の買い物に使用できる場合はこちらに交換もおすすめです。
航空券は早めに予約をすると獲得マイルは少なく、予約の変更もできない場合が多いです。
飛行機の予約は出発直前であればキャンセル料が生じます。日本の航空会社は直前の場合はかなり高額のキャンセル料が必要です。早めに予約をすると料金は安いのですが変更ができません。この辺は結構悩みどころです。2か月前に旅行の予定をたてていても、急遽何か別の予定が入ることは普通にあります。ほぼ確実に実行される予定であれば早めに予約ができるのですが、踏ん切りはつきません。株主優待券とeJALポイント、ANA SKYコインを組み合わせてなるべく自分の財布からお金がでないようにするのが無難なところではないでしょうか。
昨年は新型コロナウィルスによる緊急事態宣言により航空会社は特別な対応を迫られました。
県外への移動が制限されたことでキャンセル料の免除措置となり、直前に会議が入っていて急遽中止になった私の場合もキャンセル料がかからないことで恩恵を受けた一人です。国際線はほぼ全滅状態であり、ビジネスではない観光では海外旅行はしばらく先でしょう。
移住などを考えていて、渡航先で長期にホテルなどに滞在できるケースを除き様子見というところでしょう。
現在、JAL、ANAともにマイル等の期限延長措置が登録により可能です。期限が近付いているマイル、eJALポイント、ANA SKYコインを持っている人は確実に登録をしておきたいところです。