退職するもしないも理由は様々

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20代の同僚がYouTuberを目指して退職

勤務している事務所は違うのですが、同じ課の若手同僚氏が退職の報告にきました。
以前からちょっと社内で噂になっていて、ゲーム実況をするYouTuberに憧れているらしくしばらく動画を作りたいので退職したいと部長に退職の意向を伝えにきたようです。すでに前々から話が進んでいたらしく、今回は意思の確認のために部長のいる事務所に来たそうです。

2か月後に退職ということらしく、発表まではまだ内緒ですが同じ部署なので教えてくれました。同じ部署と言っても結構離れている事務所に所属しているので今回が会える最後かもしれません。実際にすぐYouTuberになるわけではなく、ほかの会社に勤めることも考えているようです。もちろんその方が良いとアラフィフの私は思うのですが、一攫千金を夢見る若者はあまり言うことを聞いてくれません。

Fラン学生は勉強ができないくせに起業家を目指し無謀なチャレンジをします。「大学を退学して自分の可能性を試してみたいんです!」とほざくFラン学生に対して、「自分に可能性があると思うならなぜ高校の時には気づかなかった?」と尋ねると急に音が聞こえなくなったような素振りをし、一切答えない学生。もしかして耳から脳に伝わる時に自分の都合が悪い情報が遮断されるのか?

リスクが少ない?

若い時には失敗するものです。私も20代には数限りない失敗を繰り返しました。時間とともに風化していく記憶はいいのですが、今はインターネットがあり、下手な行動は全てデジタルデータとして残ってしまいます。いわゆる「デジタルタトゥー」です。
いくつかゲーム実況用の画像も収録しているらしいのですが、あまりゲームに詳しくないのでゲームの名前を聞いてもよくわかりません。

収益化がそれほど簡単とは思えませんし、オリジナリティがなければ競合に勝てないのは素人の私でもわかりますが、情熱に燃える若手同僚氏は録画用の器材を安く手に入るか探しているようです。
この若手同僚氏は、外見はさかなクンにちょっと似ているあまりビジュアルが有利になるタイプではありません。声もちょっと高めで発音も聞き取りにくいので、実況のYouTubeには向かないのではと思います。

若手同僚氏は東京の事務所に一時勤めていたのですが、忙しかったらしくて精神的に疲れてしまってしばらく休んでいたことがありました。休職とまではいかなかったのですが、気分を一新するということで地方の事務所に異動になり、仕事も上司の指導により調査するさほど激務ではない部署にきている事情があります。我々のような所属している事業部は開発の名のもとにマイペースで仕事ができ、ヒマな時間が多いので給料をもらい続けるにはとてもいい会社なのですが若手同僚氏にはそれが不満だったようです。

親の心子知らず

ブラック企業でなければ、一方的に社員を追い詰めるようなことはしません。
社員のメンタル管理も企業には要求されています。会社の経営も今は大変ですね。過重労働のに関しても相当敏感になっています。
かなり気を使って人事をしているのに、その対象者がサクッと退職してしまうので、人事部はどうすればいいのかというような意見がでているようです。
今回の挨拶は、内緒で送別会をかねてます。あまりお酒が強くない若手同僚氏がぼそっと私に向かってつぶやきました「実はあなたの立場をみてこの会社に見切りをつけました。」
え~…。私のせいなの?何でと思いよく話を聞くと、「50代になろうとする社員があまり仕事もせずに死んだ目をしながら働いているのをみて失望した」と言われました。

ぐぬぬ。未来も希望もある若手にはわかるまい。そう自分に言い聞かせています。これハラスメントじゃないの?会社をやめるにも様々な理由があるのとおなじく会社に残るのも理由があるのです。
「その理由は部長に言った?」おそるおそる聞いてみたところ「はい!」と元気よく答えてくれました。あーあ。後で怒られそう…。

【追記】
後日談としては、若手同僚氏は転職をしたものの、本人談ではパワハラを受けて結局退職したそうです。本人の自己申告なので、何とも言えませんが、給料安いけどとりあえず何とかなるわが社に勤め続ければとは思いました。

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