Fラン大学とは?

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「Fラン大学」「Fランク大学」という呼び方を聞いたことがあるでしょうか?大手予備校がその大学の合格者の半分(50%)を占める学生の偏差値を公表しており、現在では、BF(ボーダーフリー)とされている大学のことです。

ある偏差値の50%の受験生が受かるレベルとしているので、不合格者が少ない、またはすべての学生を入学させてしまうような大学では、偏差値による区分けができないということで「BFランク(ボーダーフリー)」としています。つまり大手予備校の模試でこのくらいの成績の学生は、この大学でに50%の可能性で入学できますよ、といった目安です。だから一概にバカ大学というわけではありません!

日本の大学はある程度まで偏差値で区分けすることができ、大手予備校などが実施する統一模試などを受験した結果から、自分が全国の中で学力がどのあたりであり、偏差値で区分けされたどこの大学であれば入学できそうなのかの目安になっている。

受験ビジネスとしては非常に優れた方法であるし、入学時の偏差値が高い大学=良い大学という認識であるといます。入学が難しい大学がかならずしも当人にとって良い大学であるかはわからないが、自分の18歳から19歳時点での受験で求められる学力から、客観的に自分の進路を選択できるのは非常に効率的です。例えば絶対に東京大学でなければ、とか医者になるために医学部に、という明確な方向性が思がなければ自分の合格できそうなところに選択します。高校の授業もいいし、模試の結果でもよい。数学ができなければ文系の大学を目指すのだろうし、得意であれば理系の学部を目指すします。自分が苦手だと思う科目か得意だと思う科目かによってどの大学が入りやすいか、入れるのかを見定めていきます。

20歳前後の若者にそれほど将来設計が確立されているとは正直思えません。大学によっては医学部や薬学部といった将来なるべく職種がほぼ決定する学部も存在するし、それらの学部に入学する学生たちは進路をおおよそ決まっています。理由は医師の子息であることであったり、実家が薬局を経営しているので、薬剤師を目指すなどでしょう。

ところが、最近では少子化と大学の定員増から、大学によっては定員よりも一般受験希望者数の方が少ないケースがでてきています。入試を受ける学生よりも大学の定員の方が多いのです。というこは、その大学を受験するとほぼ100%入学できてしまう大学というのが存在してしまっている。

入学時の選抜は一般入試とよばれる試験で順位付けされ、定員に合わせて合格不合格が判定される。 その選抜を受けていない学生がいます。彼らはまったく競争をしないで大学生になれるので、入学してからもほぼ努力をしません。
Fラン大学に底辺学生が集まるのは勉強に努力をしないまたはしたことが無い学生が入学してくるからです。

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