働き方改革進めすぎな会社

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ホントに副業OK?自由化でルール無し?

あらら…。とうとう会社で正式に副業してもかまわないという通達がでました。
会社の就業規則では、副業というか兼業は禁止されていません。ウチは田舎出身の会社でいくつかの業種で構成されるグループ企業のいわゆるホールディングス制をとっています。

ホールディングスは持株会社とい意味用いられます。
〇〇通運とか△△建設といった、各子会社の株式をホールディングスが所有することで、運送業と建設事業という違う事業形態をホールディングス一社で展開するために行われる会社の形態です。
ホールディングスの社長が全体の経営方針を定め、各子会社の社長がそれに従って経営を進めていきます。意思決定が一か所からなので、比較的迅速に対応が可能という利点があります。

私が勤めている会社の場合は、子会社の社長はホールディングスの役員にも名を連ねる形式になっています。そのため、会社の規約としては、形式上別会社の横断になる仕組みを完全にダメということにできないようです。

就業規則を確認

社内では、兼業の場合は会社の了承を得るといった就業規則になっていたのですが、社員が就業規則を熟知しているはずがありません。私の会社は工場勤務の製造業が主で、要は職人のような人が多い職場です。職人は一匹狼的な人が多く、会社の仕組みに疎い人間が多いです。

給料支払いを受けている会社員は、企業から住民税が支払われます。
以前は彼らが短期でよくわからずにアルバイトをしてしまい、収入があったのに確定申告をしなければならない等の知識も当然ないので、会社にばれてしまって注意を受けたことが何度かありました。
副業をされると、本業の会社勤務に影響がでるため、当然そのようなことが無いようにしたい会社は、原則許可制にしたいのです。

残業を制限しているので、生活費の中に残業代を計算してあてにしてしまっている「生活残業」が得られずに工場の人たちにはかなり不満がたまっていました。
そのため、給料で生活できないのなら他で働いて良いよということだそうです。

工場で働く職人さん達は結構Fラン学生と共通するところが多く、深く物を考えません。たばこ、酒、ギャンブルが彼らの休憩時のメインの話題です。
副業OKなどとすれば本業に身を入れなくなるのが目に見えているので、工場長などは既に浮かない顔です。

私は、大学の非常勤に勤務していた経験を生かして、就職関連の大学事務などの補佐として使ってもらおうと手続きしています。
もちろん、正規に許可をもらうつもりです。私の年下上司に理解させるのが面倒ですが…。

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