変わり者の上司の相手はつらい

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どんなに注意しても上司は選べない

私の上司は、ちょっと変わってる人です。私よりも年下なのですが、仕事は正直かなりできません。なぜこの部署で働いているのか不思議な人なのですが、そんな人に管理されています。どんな人かというと、ものすごく基本的な事務作業ができないのです。
年齢は40代なのですが、とにかくうっかりミスを多発します。以前は工場内で職人のようなことをしていたということですが、今の会社が新しい事業を始めたいということで、社内公募をしたところ彼が選ばれたとのことです。
途中入社の私は年下上司氏につくことになったのですが、上司部下の関係というのは入社前は当然わかりません。上司ガチャにはずれた場合は結構面倒くさいことが多いです。
年下上司氏は、妙な癖があって、パソコンを見ている時など、指を将棋を指すときの様に上下に繰り返し動かします。また、車の運転時には、常に正面と横に顔を交互に向けながら運転しています。真正面(フロントガラス)を向いて運転していると、急に助手席側に顔を向け、また真正面に顔を向けるという動きを運転中ずっと続けます。(初めてそれを見る人は怖いと感じるようです。わたしはもう慣れました。)

仕事中の居眠り常習犯

さらに年下上司氏は仕事中にパソコンの前で居眠りをしていることが多く、どのくらいの頻度というと、一日に一回は必ず居眠りするぐらいです。
私が所属している課の部長は同じ事務所にいるのですが、上司である部長は出張がちでいないことが多く、事務職の女性と、他の部署の社員が数名常駐しているだけの小さい事務所なので、ほぼ放置状態なのです。

さらに、自分の考えている通りに仕事の手順が進まなければ気に入らない。自分の考えている通りとは、自分が最初に覚えたまたは教えてもらった手順です。
その手順を頑なに守り、それから外れた方法はどんなに能率がよかろうが、受け入れない。私が無視して彼の言うことに反してやっていると、すぐに「それはやり方が違う。この手順を守るように。」と言う。会社の決まり事と違っても、自分流を貫きたがります。

普段は非常に良い人に見えるし、話もできる愉快な上司です。だから最初に彼と接する人は親しみやすいので、仲良くなります。付き合っていく内に彼の独特のこだわりの強さに異常性を感じ、だんだんと距離を置くのが常となっています。入社して、配属が決まり初めて彼に挨拶をした時も気さくな感じで、良い上司にめぐまれたかなと思いました。

意固地になるとめんどくさい

何かスイッチが入ると何があっても意見を変えようとしないのです。
自分の意見と異なる意見をかたくななまでに否定し、受け入れません。
結局は非効率化につながっているし、成果をあげるのに時間がかかっています。なぜ非効率な方法をしなければならないのかを尋ねると「いいから言う通りにせよ」しか言いません。
会社は効率化を進めることを毎年目標にしているのですが、こういうのを改善できなければ効率化など果たせるわけはないだろうと思います。
私の部署は立ち上げたばかりで、あまり能率は要求されません。そのため割と見逃されがちです。私の様な無能な人間でも正社員としてのらりくらりと働くことができるので、このまま効率重視をしなければ、のらりくらりと正社員生活を続けるには最適かもしれません。


パワハラのような上司に当たった場合は、思い切ってさらにその上の上司に相談するのが良い方法だと思います。ホワイト企業であればマジメに受け取ってくれるでしょう。
マジメに話を聞いてくれる「だけ」かもしれませんが。

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