6月1日内々定、10月1日内定のルールだが…
2019年2月時点の情報です。
数年前の就職氷河期が嘘の様に人手不足の現在です。
2019年度の卒業生は2020年3月に卒業なので、20卒と呼ばれます。
経団連に参加している企業の採用活動に関する指針に基づいて、企業が自主的に守るルールとして、3月情報解禁、6月1日に内々定、10月1日が内定が目安となっています。
内々定は10月1日に内定をだして、正式な雇用契約を結びますので、もうこれ以降の就職活動は終了してウチに入社してくださいという状態で、口約束ですが、原則的には入社ができます。
インターンシップはやっぱり有利
建前上は、本格的な就職活動は始まっていないことになっていますが、大学の元の同僚に聞いたところ、すでに内々定がでた学生(現在3年生)がいるようです。
内々定なので、ルールには違反していないかもしれませんが、有名無実な感じはします。まだ3年生の段階で就職先はウチにしてねと確保している模様です。その学生は、3年の夏にインターンシップに参加していたらしく、インターンシップ先から気に入ってもらえたので、強力に推薦されたらしいです。
Fラン大学と言えども、真面目な学生は良いことがあって欲しいと思っているのでとっても喜ばしいことです。
インターンシップも短期インターンシップと長期インターンシップの2種類があります。短期インターンシップは1dayなど超短期もありますが、一日だけとか一泊二日ではなく、夏休みなどの長期の休みを利用したインターンシップに参加すべきです。
短期間では、良いところしか見せてもらえませんし、表面的なことしか見えない可能性があります。
エントリーシートはもう準備すべき
インターンシップまではいってなくとも、OB訪問くらいはもう始まっていて、エントリーシートを受け付けているようです。大学の教員経由で就職先を紹介してもらった場合のようですが、志望動機やポートフォリオをもう一度修正するなど準備をしていたので、おそらく採用面接まではいけるくらいでしょう。
すんなり内々定がもらえれば良いのですが、誰かとの競争でもあるので不採用の可能性ももちろんあるでしょう。まずはどこにでもだせるようなエントリーシートのひな型を作成しておくと便利です。
中年の非正規の場合はよくわかりませんが 、大学の卒業直後の学生は、かなりの売り手市場です。スタートダッシュに出遅れそうな学生のみなさんには悔いない就職活動をしてもらいたいと思います。