ウェブのエントリーシート例は役に立たない

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Fラン学生の変な文章を大量に読むとめまいが

今いる会社が副業を解禁したので、非常勤を務めていたFラン大学に就職関連の事務手続きのお手伝いにいっています。わが社はフレックスタイム制(コアタイム9時-12時)を採用しているので、午後からであれば大学に出勤して仕事をすることも自由です。時給はそれほど高くはありませんが、非常勤講師のように講義をしたりする必要が無い分気楽です。
就職の際に就職サイトに登録するのが一般的になっていますが、応募するとまず要求されるのが履歴書を含むエントリーシートです。
立場上、Fラン大学生のエントリーシートを確認することがあるのですが、まったく主旨がわからない文章を堂々と書いてくる学生がいます。
自己PRのところに自分の長所はいいのですが短所までも長々と書いてくる学生とか、多少でも知恵を使っているのかと不思議になる人たちがたくさんいます。
文章も「私の自己PRは~で~が自己PRです。」とか読みなおしたのか疑問な文章が多くあります。
大量の変な文章を読むと何が正解かよくわからなくなります。まるで何かの罰をうけている罪人のような気分になります。

エントリーシートは「あなた」を表現するもの

「エントリーシートの書き方」で検索するとたくさんの例がでてきますが、あまりにも一般的なために個人には合わないのです。
検索した人も多いと思いますが、参考にならないと思いませんか?
エントリーシートの例は、あくまで例であって、応募者の「個性」がでていません。あなたの経歴はあなたしか経験をしてきていません。あなたの個性をエントリーシートに表現することが重要で、誰もがみとめるような素晴らしい結果だけを求めているわけではないので、内容的には個人の人となりがが書いてあるかが重要です。
重要なのは「あなた」がどのような考え方を持っていて、どういう個性があるのかということです。

ネットの情報は玉石混合

就職や転職関連対策用の掲示板やブロガーなどで就職に関する情報を得ようとすると玉石混合で、正しい情報というのはどれかと言うのは分かりにくくなります。
現在では、意外に学歴フィルターというのは作用しにくくなっています。もちろん学歴フィルターは存在します。存在はしますが、学歴フィルターをかけるような会社を選択しなければいいだけの話なのです。
ESの良い例と悪い例をみて本当に違いがわかりますか?私にはどちらも「良い文章」に思えます。しかし、個性が感じられません。
まずは自分のやりたいことを見つけましょう。もし見つけられなくても自分が何をやりたいと望んでいるか思い込むことにしましょう。
社会に出れば状況は様々です。自分の入社する企業がブラック企業か気になる人もいるでしょう。
答えは「わかりません」です。ブラック企業かどうかはその人の相対的な感想でしかありません。長時間労働でやりがい搾取する薄給の企業はブラック企業で良いと思いますが、業績次第で高収入が得られる企業の場合は一概にブラック企業と断定はできません。

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