大卒は意味がある、Fラン大でもね。

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Fラン学生の高校時代の友人は、高校卒業後就職してしまう人も多いので、どうしても情報が高卒した人からが主になってしまいます。大学の価値をイマイチ理解できていないまたは理解できない人間が多く、保護者も大卒でない場合が多いのが地方のFラン大学生ではないでしょうか。保護者も裕福な家庭と学生に奨学金を借りさせないと成り立たない家庭とに明確に分かれます。
高校を卒業すると「高卒」という学歴になります。専門学校では「専門士」または「高度専門士」になります。
大学を卒業すると「学士」という学位がもらえます。Fラン大学であろうと東京大学であろうと学士という学位は同じです。

高卒と大卒とでは、ほとんどの会社で初任給から違います。高卒の場合は2019年度でよくて月給で16~17万円です。大卒の専門職の場合は19万円の後半から21万円前後となっています。おおよそ入社時に2~3万円の差があるのが通常ではないでしょうか。年齢差は、浪人や留年をしなければ18歳と22歳の4歳差でそれだけの差が生じることになります。高卒者の入社組が4年経験し、22歳になったときに大卒と同じ給料になるには、年で5000円以上上がらなければなりません。ところが今は年に5000円も昇給することはありません。
4年の経験がある高卒社員よりも実力が未知数の大学卒の新入社員の方が年齢が同じであっても給料が高いのです。
大卒社員の場合は管理側になることが期待されているので、やむを得ないところがあるのですが、それでもかなり明確に区別されていると言えるのではないでしょうか。
もちろん高卒社員といえども頑張りしだいで管理側になることはできますし、執行役員ぐらいまでいけば大卒と高卒の違いは無くなります。ただし、わが社では執行役員以下の部長クラスではあきらかに給料の上昇が学歴によって違います。以前はわが社も部長以上は残業がつかない役職でしたが、親会社の意向で部長までは管理職ではないとされてしまいました。さらにポストの数そのものを減らされ、部長だった人間も「担当部長」というよくわからない名称に変更され給料激減しているようです。

大卒の価値がわからない

Fラン大学の学生は世の中がこんな風に成り立っているということを中々信じようとしません。高卒でも大成功した人物がTVやインターネットにたくさんいるせいでしょうか。「自分でも同じように成功できる。」と思い込んでいます。彼らの中には「自分なんかが大学出てもどうにもならない。」と言い出す学生もいます。
そういう学生は誤解しています。実力がないからこそ「大卒」という学位を取得すべきなのです。Fラン大学に入学してくる学生は基本的には努力をほとんどしたことが無く、情報弱者であることが多いです。情報を集めることもできないため、大卒の価値がよくわからないのです。
実力さえあれば大学など必要が無いと言えるでしょう。ですがFラン大学の学生こそ大学を卒業するべきなのです。
自分の能力が低かろうが高かろうが一定の評価をしてくれる。こんなメリットに気づけないFラン学生がたくさんいます。

大学を卒業すると選択肢が広がる

世の中には大学を卒業していた方が就職しやすい職業というのが存在します。医師は医学部を卒業しなければ絶対になれません。そのようないくつかの専門的な職業以外は、かなり遠回りになることが多いものの学歴がなくてもたどり着くことが不可能ではありません。
弁護士は法学部卒でなくても司法試験に受かることができれば、なることはできます。もちろん法学部や大学院などに通った方が統一的な勉強ができるので近道というかルートがわかりやすいという利点があります。
日本の会社に就職する場合は、専門性を極端に要求される場合以外は大卒の学位があれば選択の可能性が広がると言えます。

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