工場勤務は結構ねらい目

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工場で働くと言うとみなさんはどのような想像をするでしょうか。
食品工場やパソコンの組立工場などがTVなどでみたことがある方が多いのではないでしょうか。工場といっても食品から建設系まで非常に種類が多くあります。建設系の工場では、非正規の方が社員よりも時給換算では高く、さらに社員よりも安いもののボーナスが少しだけ、有給休暇もとれる待遇のところもあります。
B to Bのビジネスをしている工場は、大きい会社の下請けであることが多く、仕事が全くないという状態はよほど景気が悪くならないとないので、意外に就職するのに穴場だったりします。
工場内で働く人達の場合は、いわゆるブラック企業であることは少なく、働くと働いた時間分だけ給料がでます。長時間労働の可能性はありますが、残業は働いた時間分必ずつきます。工場内で働く人たちに無給で働くことを要求したら恐らくその工場は2~3日間のうちに閉鎖になるレベルです。工場で働く人たちにサービス残業はあり得ません。
管理側もそのことは分かっているので、管理側がブラック企業化することはあっても工場で働く人には働いた分だけ給料を支給します。

工場が求人してもなかなかこない

人手不足で、工場が求人をだしても汚い、きついというイメージが強いためか中々応募してくる人がいません。確かに事務所や清潔な工場というわけにはいきませんが、騒音があったり換気しなければならない状況下では、保護具を付けるのを義務付けられますし基本的には安全です。
過去には、マスクや耳栓無しで工場で作業をして難聴などになった人もいますが、今は安全や工場で働く人の健康を重視するようになってきています。
ケガはつまづいたりすることもあるので完全に避けられるわけではありませんが、工場内で40人ぐらいで作業するウチの工場で病院に搬送されるのは年に1回あるかどうかです。それが多いととらえるか少ないととらえるかは個人の考え方によると思いますが、油断しなければ事故は起こりにくいです。今では、営業部隊の自動車による交通事故の方が件数が多く、わが社ではこちらの方が問題になってきているくらいです。
また、ハローワークなどの求人票には、専門の技術があればといった表記が記載されていますが、人手不足の現在ではその方が望ましいという程度であり、思い切って応募してみると工場側は入社してから技術を身につければよいという認識だったりします。
そうであれば経験不問と求職票に明記すればいいのですが、何となく専門技能を持っている人がきてくれれば教育もあまりしなくてもよいし…ということで記載しておくだけな場合がおおいです。

給料が安くても長く働けるところの方がいい時も

期間工や派遣のようなタイプだと時給は高いのですが、長期間働くことは難しいのが現状であり、短期間にお金を稼ぐにはいいのですが、5年間を経過すると正規雇用しなければならないので雇用を取りやめになります。
中小の工場では、倒産するぐらいまでにならなければこういった工場で働く人たちを解雇することは少なく、大企業の方がスパスパ工場人員を切っていく傾向にあります。
景気がいいと、大企業が短期間で高給の求人が多くなり、こういった中小の工場では人手不足になりがちです。ただし、不景気は必ずやってきます。その時にどこに所属しているかは重要です。

短期手には給料が安くても、長期的にみて給料をもらいつづけられる会社の方がメリットがある場合もあります。
仕事が長く続かない、働き先がみつからない人たちは検討したらどうでしょうか。

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