工場勤務心得あれこれ

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朝礼、昼礼には参加

工場や工事現場などでほぼ必ず行うのが朝礼ではないでしょうか。最近では、交代勤務も一般化してきたので、お昼の後に行う昼礼や二交代制の時に行う作業の引継ぎのミーティングなど、種類としては様々あります。

工場内で作業する人が勤務時間中にいなくなると目立ちますし、お昼開けには工場の人たちは昼礼といって、作業工程を確認する時間があります。
事務方の人間がフレックスタイム制ですが、工場内で働く人たちは基本的には8:00~17:00となっています。さすがに工場で働く人たちに自由に出退勤をされると収拾がつかなくなるので、まったく自由というわけにはいきません。そのかわり、午前だけとか午後だけの半日出勤はまあいいでしょうというのがわが社のルールです。午後の昼礼をしないと、誰がいるのか、誰がいないのかがわかりづらいので必要になります。

喫煙、休憩時間のルールを確認

工場勤務の人たちは喫煙率がいまだに高いです。ウチの会社でも工場で働いている人が6割以上が喫煙者です。喫煙者が多いにも関わらず最近の風潮でタバコが吸える場所、時間がかなり制限されるようになってきました。

タバコが吸えると灰皿があるところに色んな職種の人が集まってきますが、会社によっては休憩時間だけしか吸ってはいけないとか、反対に10分間の休憩時間は吸ってはいけないとか会社ごとにルールは違うようです。
休憩時間は、おおよそ2時間働いて10分間休憩という形式であることがおおいですね。8時から始まる会社の場合は10時から10分間、12時から45分~1時間、3時から10分間などのパターンが多くなります。
小さい会社などは3時から20分間休憩でその間社員さんたちがお茶を飲んだりお菓子を食べたりなんてパターンもあります。

マスクや道具のルールを知り健康を守ろう

工場によっては耳栓や粉じん用のマスクなどを着用する必要があります。騒音があるのに耳栓をもらえない場合は、あまり大きくない工場か従業員のことを考えていない会社のことがあるので要注意です。
とくに耳栓は非常に大事で工場作業中は常時つけていなければなりません。仕事の話をする時には耳栓をはずさなければならないので面倒くさくなってついはずしてしまいます。騒音の中で耳栓をせずに作業をした高齢の職人さんの中には難聴になってしまった人もいます。
昔はどこの会社も従業員の健康をあまり重要視しなかったのですが、健康を考えた粉塵対策、騒音対策は最近の工場はきちんと対応しています。
夏場の暑い時期などはマスクをし続けるのも大変ですが、自分の健康を守るためです。きつい、きたない、キケンと言われる工場勤務ですが、保護具のルールを守ることで自分の健康を守ることができます。

退勤時のルールを確認

勤務が終了して家に帰る時に退勤のルールに従いましょう。
勤怠時間管理にタイムカードを利用している会社も多いでしょうが、最近ではスマホから勤怠を入力するシステムにしています。
タイムカードの打刻で一分でも遅らせて打刻してわずかでも残業手当を稼ごうとするセコイ従業員がいます。わが社では勤務時間終了後から15分以上おくれて退勤の打刻をすると残業手当がつくようになっています。
残業無しで仕事を進めているはずなのに妙に残業時間が多い人は一応チャックがはいります。残業申請も時間で機械的に管理したり、手書きの書類申請など様々です。
残業したのに残業代がつかないのはもったいないのでキチンと申請しましょう。タイムカードの打刻忘れなどでも後で時刻修正がきます。その方法を早めに確認しましょう。

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