大学の学生退学率は10%?数字にだまされるな

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大学生の退学率について、全体で1割程度、10%ぐらいが退学するという報告が文部科学省の調査により発表されています。大学生の1割というとかなりの大学生が退学しているというイメージになると思いますが、簡単にだまされてはいけません。実際の退学率はまともな大学であれば3%程度、多くても5%ぐらいです。

Fラン大学の学生に限らないのですが、一定数の大学生が何人も退学をしていきます。大学生活を続けていくうちに、何か自分が本当にやりたいことが見つかったとか、大学を卒業して就職するということは給料を得ていくということですが、在学中に恐らく将来自分が得られるであろう収入の仕組みができてしまう場合は、大学を卒業する意味そのものが無くなるかもしれません。

なぜ平均だと学生の退学率が10%になってしまうかというと、低偏差値の大学ほど退学率が高いのです。どの大学でも一定の割合で退学がでているのではありません。1割というと1学年に100人の学生がいる学科では10人です。1年間の間に10人も退学をしてしまうのは異常な状態であるといるでしょう。退学だけでなく、その前段階である休学やなどもあるので本当に大学生が全体の1割も退学しているのであれば大きな問題です。
じっさいに退学していく学生の多くは、Fラン大学の中のFラン大学、キングオブFラン大学が存在しているのです。
大抵は文系の学科であることが多く、下手をすると何とかメディア学科とか、何を学べるのかわからない学科名であることが多いです。
退学率がひどい大学では30%以上の学生が1年間で退学していきます。そういう退学率の多い大学を含めての平均で、10%なのです。
退学率の高い大学というのはデータで示されていて、最近では「日本映画大学」が入学者の30%近い退学率となっています。
日本映画大学?何を学べる大学なの?気になった方も多いと思いますが、映画の技術者というか映画に関わる人材を育成することを目的として設立した大学のようです。選考を調べると演出系、技術系、文章系とおおまかには3つの系にわかれていて、近年では入学定員に対して定員割れとなっているようです。
Fランク大学の中でも入学定員割れをしているかしていないかは結構重要な問題で、誰でも入学できるのに定員に満たないのは教えているレベルが間違いなく低いか、世間から需要の無い業界ということです。

退学率の多さは大学内では当然問題になっていて、なんとか退学までいかなくても休学で時間を稼げないかと様々な検討がされています。
普通の大学では、入学してある程度の結果を得られたことからの満足感とか目的の喪失から勉強を継続することに意味を見出せず、ドロップアウトしていく学生が多くいます。
Fラン大学の学生は、高校時代に勉強に打ち込んだこともほとんどなく、お情けで高校を卒業させてもらったような人間が数多くいます。高校教員が様々な方法で何とか卒業させているのに気づかず、それが大学でも通用すると思って入学するものの、大学では基本的に自主性が求められるので次第に居場所が無くなります。目的を見失ってしまった学生には同情しますが、元々目的さえも不明確なままで大学に入学してしまった学生の退学は人生の時間の無駄遣いかもしれません。


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