大学生活を快適にすごすには、避けて通れないのが単位取得です。バイトを長時間して小金を稼いでもいいですし、毎日お酒を飲みながら怠惰な暮らしを続けていけるのも大学生活の醍醐味です。大学というお金も稼がなくてもいい特に何もしなくてもいいほぼニートのような状態が維持できる期間は、普通の大学生さえいくつかの落とし穴にハマる可能性があります。人より能力も低く、努力もできないFラン大に入学してくるようなレベルの人間は、何人も怠惰という落とし穴にハマっていきます。
高校に通学していたころは、1時間目から授業があるので最低限の生活習慣は守られるようですが、大学の場合は必ずしも毎日1限目から授業があるわけではなく、学生側も1限目の授業は敬遠がちです。必修科目などの絶対に取得しなければならない授業ならともかく、選択科目といっても数多くの科目から単位をとればいい場合は大抵の場合受講を避けられます。
曜日によって授業の時間がまちまちになってきますのでルーズな人間はどんどん朝起きれなくなります。
授業にでてこない学生は成績も低くなります。普通は大学であれば出席率はさほど成績に影響はでてきません。あくまで普通の大学生であれば、です。
普通に頭が悪いFラン大学生は通常に試験をすると半分近くがまともに問題を解けないので、単位を認定するためには出席点も加えないとどうしようもありません。
大学の場合は1/3以上の出席までは許容するきまりが多く、1回や2回の授業を欠席したぐらいでは採点する教員側もさほど気にしません。ところが、こういう学生に限って「ギリギリまで計算して休んでいる。」と言います。
大学の教員は学生の教育も仕事の一部です。本当は研究に専念したいのですが、学生は対処をしておかないと休退学などの結果につながることが多く、小学校や中学校の学生のようにケアをしなければなりません。こうして最底辺の学生に向けて対応することによりFラン大学の学生の何人かは、こちらがお情けで対応しているにもかかわらず、自分が何か上手くこなしていると錯覚してしまうようです。
授業にでてきてもほぼ眠ってるようであれば授業に出席しても欠席でもあまり変わらないように思えてしまいます。ところが出席回数が多いか少ないかでかなり違ってきます。
本来であれば授業の内容を理解して、試験で点をとればいいのですがFラン大学の場合はかそうではありません。真面目さが重要なのです。能力では劣るので、勤勉さと言うか真面目さで評価しなければならないのです。
期末試験で40点ぐらいだと不可に相当するのですが、それだと半分近くの学生が不可になります。さすがにそれでは大学側から様々な見えない圧力がかけられます。しょうがないのでとりあえず真面目に出席している学生には何か加点をしなければなりません。それが「出席点」です。
この授業単位とらなきゃまずいと考えている学生のみなさんは、結局真面目に授業にでるのが一番ですよ。