上司でも仕事でミスしたら謝ってよ

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自分が間違った時には謝罪した方がよい。こんな当たり前のことが簡単にできない人がいます。そこなりに優秀でプライドが高い人でこういう人もみかけることがあります。絶対に自分は悪くない。結果が良くないのはこれこれこういう理由であると言い訳を繰り返す。
「謝ったら人生の負け」「自分の非を絶対に認めない」
別に謝るくらいたいしたことはありません。日本では誤ったからと言って全面的に責任を押し付けられるわけではありません。

でも謝らない。「オレ絶対悪くないもん!だって俺はわるくないから!」
あーめんどくせ。対応するのもいやになります。そんな人間ただでさえ一緒にいたくないにそれが会社の上司だったらどうでしょう。本当に最悪です。

先日も年下上司氏より仕事を頼んだはずだといってきて揉め事がありました。
「提出書類の締め切りが今日だと連絡がきたけど君やってある?」
「はあ?何のことでしょう。」
「いやA社の担当者から書類の提出がされてないとメールがあったんだけど。」
「私は何も聞いて無いですよ。」
「そんなことは無いだろう!たしか頼んでおいたはずだ!確認したまえ。」
「いつどういう方法で指示しました?」
「…。」
「(こいつまったくおぼえてないな。しかも何も聞いてないぞ。)…そのメールいっしょに確認しましょう。」

締め切りが過ぎているので資料を送付してほしいとの顧客からの催促の内容のメールはあったのですが私への指示に関連したメールはありませんでした。
「あれぇ口頭でしたのかなあ。」
「口頭だったら書類の形式がお客さまの指定書式なので、私に送付してもらえてないと作成方法がわからないのですが。指示不足です。」

追い詰められて徐々に顔真っ赤になってきます。
どうにかして自分の責任ではないことにしたいのですが、年下上司氏は思いつかないようです。
年下上司氏は自分が悪いことを認めるのを本当にいやがります。ただ頭が悪いのでわけのわからない理由をこじつけてそれを執拗に主張するという方法を始めます。子供かよ、おっさん。

「と、とにかく顧客に書類を送らなければならない。資料作成にどれくらい時間がかかる?今の仕事はとりあえず止めてもいいから。」
今やってる仕事いっても社員全員にくるメールの確認とネットで楽天やアマゾンでお得な買い物ができるかしかしていないけどね…。年下上司氏も含めて。

「わかりました。大急ぎでやります。」
こういう時には変に社内で結束がたかまる場合があります。学園祭の準備時の高揚感というか締め切り間際(締め切りは過ぎていますが。)のハイになっている状態になりやすいです。社内の手の空いてる人間にも手伝わせえて何とか書類は作成し、一日遅れましたが何とか提出しました。

遅れましたが、まずは提出すること。社会人の基本です。手伝ってくれた同僚もホッとしています。本当は先方に連絡をしておけばもっとよかったのですが、どうにか受け取ってもらえたようです。年下上司は自分が原因であるのが理解できているのかフォローしようとしているのか、
「たまにはこういう風にみんなで協力しあうのもいいよね~」
と周りの雰囲気を一変させる暴言をまき散らしました。みんなすごい冷たい目で年下上司氏をみてましたけど…。

こんなことを繰り返すされるとたまらないのですが、年下上司氏にはよくあることでグループの上司である部長から「あいつを頼らず仕事をまわすようにしろ」とたまに言われます。ですがどうすりゃいいのか。上司がポンコツなら変えてくれと思いますし、私自身が社内ニートなので下手に有能な上司がつくと仕事が忙しくなりそうなのでどちらがいいかは考えてしまいます。

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